ぼくには4つ歳の離れたお姉ちゃんがいます。 おかんによるとぼくのお姉ちゃんはドブスらしいです。 お姉ちゃんは結婚していて今は堺という大阪のへんなところに住んでいます。 お姉ちゃんは月に一度くらい娘を連れてうちに遊びに来ます。
ぼくのおかんはとても口が悪く、というか思ったことをそのまま口に出してしまうので、お姉ちゃんの事をブスだブスだと昔からよく言っています。 お姉ちゃんが高校生の時、ピチピチのTシャツが流行っていたみたいで、多感なお姉ちゃんは「わしも着るねん!わしも着るねん!」とピチピチのTシャツを買っていました。 しかしそれを見たおかんが「あんたみたいなブサイクはそんなTシャツ似合わんねん。それはかわいい女の子が着るもんやねん。はよ店に返してきい〜」と言っていました。 それに対しておねえちゃんは「ほっとけや!」とか言っていました。 お姉ちゃんが娘を産んでからでもおかんは「あんたブサイクやのによぉ〜こんなかわいい娘産んだな〜」と冗談っぽく言います。 それに対しておねえちゃんは「やかましわい!」とかいっています。 ふたりの関係はとてもよいですたぶん。
















ぼくには5つ歳の離れたお兄ちゃんもいまして、つまりぼくは3人兄弟の末っ子なわけです。 はっきりゆって兄弟の中で僕が一番出来がいいです。 なぜならば、両親にとって初めての子供であるお兄ちゃんは、育児のノウハウもわからないまま試行錯誤しているうちに大人にしてしまった感じだったと思います。 結果、お兄ちゃんはヤンキーになりました。 次に生まれたお姉ちゃんは、お兄ちゃんでの育児の失敗や反省点を活かして育てた感じだとおもいます。 しかしまだ完璧とは言えず、微調整が必要なわけです。 そして最後に生まれた僕で育児の集大成、今までの反省点を活かし、「この子だけは絶対失敗しない!」を合言葉に丁寧に丁寧に育て上げられました。 結果、ぼくは心の優しい、人の痛みを解かってあげられる、誰からも好かれる大人に成長することができました。 つまりぼくは完璧な育児を受け、完璧な人間に成長することができたということです。
口の悪いおかん、お下品な兄弟とは比べ物にならないほどぼくは上品に育ちましたです。 ぼくはトイレで一人でうんこするときですら恥ずかしくてポッと頬を赤らめてしまうくらいです。 というか、うんこしません。 一般の方はとうもろこしを食べた次の日、うんこをしたらコーンも一緒に出てくるらしいですが、ぼくはうんこが出ないのでコーンだけがポロポロと出てきます。 どうです。 すごいでしょう。 僕も今書いててビックリしました。




















どうか どうかこのブログが身内にみつかりませんように。