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■ ボールを持っていないときの動きが大事。
サッカーでは「ボールを持っていないときの動きが大事」だと言われています。
サッカーに詳しくない人のために解説すると、90分間の試合で一人の選手がボールに触れている時間なんて3分も無いわけなので、
ボールに触れていない残りの87分間にどれだけチームに貢献できる動き(スペースを作る動きであったり相手ディフェンスを崩すような動きであったり数的有利を作り出すための動きなどなど)が出来るかが大切だということです。
でもこういう考え方ってなにもサッカーに限ったことではなく、他の分野にも言えることだと思うんですよね。
「ボールを持っていないときの動きが大事」の、「ボール」と「動き」の部分を、自分が取り組んでいる分野に関係することに置き換えてみるとわかりやすいと思います。
漫画家なら「ペンを握っていないときの体験が大事」だし、
写真家なら「カメラを持っていないときの思考が大事」だし、
セックスなら「パンツを穿いているときの愛撫が大事」だし、
彦摩呂なら「宝石箱ではないときの味が大事」だし、
アッコなら「まかせられてないときが大事」だし、
大事MANブラザーズバンドなら「駄目になりそうなときそれが一番大事」だし、
遠足なら「家に帰るまでが遠足」です。
家にテレビが無いので先日のコートジボワール戦を人生初のパブリックビューイングで観戦してきたのですが、
もうね、はっきり言ってね、パブリックビューイングはね、二度と行かないですね。。。
とにかくここに集まる人たちのマナーが悪すぎます。
禁止されているのに柵を乗り越えたり、喫煙所ではない場所でタバコ吸ったり、警官の注意に逆ギレしたり、
ゴミ捨てたり、つば吐いたり、ラジバンダリ。。。
会場はまるでドラクエの毒の沼地のようで、ただここに居るだけで体力と同時に僅かに残された知性までもが吸い取られていくような感覚でした。
この群衆に紛れているだけで集団心理によって感覚が麻痺し、いつか魔が差して自分までもがモラルの無い行動を起こしてしまうのではないかという恐ろしい感覚です。
ゾンビ映画に例えると、「直接噛まれたわけじゃないのにガスを吸い続けているうちにゾンビになる」みたいな感じです。
とにかくこれ以上ここに居てはならないと思いました。
どこかに行ってしまいたかった。
GLAYだと「白でも黒でもない色が大事」ということになりますかね。
あー最後にうまいこと言った。
\ガンバレニッポン/